特に男社会の中で話題にあがりやすい「プロレス」話。僕の周りだと、中学生くらいから格闘技系の話題があがるようになってきたのですが。その当時は全く興味もなく、「ふーん」くらいにしか思わず、プロレスなんて観もしませんでした。

しかし、年を重ねるに連れてジワジワ分けられてくるんですね。“スポーツを観ている者”“スポーツを観ていない者”が。

僕は言わずもがな“観ていない者”でして。だから話せないし感動を共有できない。それはまあ自業自得で仕方がないのですが、やっぱり心の奥底で「プロレスや格闘技について、僕も話を共有できるようになってみたいなぁ…」みたいな淡い恋心を抱くようになっていってました。

そういう思いを抱いているにも関わらず、「今更流れに乗ろうにも、どこから入っていけば良いか分からないし…」などと手をこまねいていたわけです。恋をしたけど、何をすれば良いか分からない中学二年生の頃のような気持ちを、三十路手前になってまで引きずってきたわけです。

「こういう思いを一生持ち続けるのかもしれないな」、なんて思っていたのですが。Amazonプライムで、そんな僕が持っている恋心を成就させてくれるような番組が始まったのです。

それが「有田と週刊プロレスと」。

全くのプロレス初心者として観始めたのですが、とにかく面白い!僕と同じように「プロレス・格闘技の話に参加できるようになってみたい!」という気持ちを持っているならぜひとも観て欲しい番組を、今回紹介していこうと思います。

Amazonプライム・ビデオはここから

番組コンセプト

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プロレス好き有田哲平が週刊プロレスをひたすら語る

そこから人生に役立つ何かを教える番組

番組テロップより

というわけで、番組のコンセプトは非常にシンプル。

くりぃむしちゅー有田哲平さん(以下有田さん)が、事前に番組から用意された一冊の「週刊プロレス」をベースに、その当時の話を展開していくという一回完結もの。

レギュラーは有田さんと元AKB48の倉持明日香さんの二人。この人もかなりのプロレス好きで有名だったので、人選からかなりナイス。それに加えて毎回ゲストが一人いてですが、今のところ4回収録毎にゲストが入れ替わってます。

毎週水曜日に更新。Amazonプライムに勝手に録画してくれてるみたいな感覚なので、見逃しがないのも良い。

最後の「人生に役立つ」が思いのほか深い

第一話のだけ紹介します。

第一話では、プロレスの全容紹介や「1995.10.9」に東京ドームで行われた「新日本プロレス vs UWFインターの試合」についてだったんですけど。

「10.9」では、長いこと団体間で“いざこざ”があった間柄のマッチメイクでした。試合を設けようと思えば何回でもその機会はあったはずなのに、フラストレーションが極限まで溜まるまで試合は行われなかった中、急遽東京ドームを取ってのマッチメイク。

客を呼び寄せるための期間はたったの一ヶ月!にも関わらず、結果は満員だったとか。そして、番組の締めでこんなアドバイスが。

人生のメインイベントは

ためてためて出来るだけ引っ張る

小出しにしてはいけない

その回の番組ゲストがピース綾部さんだったんですけど、「アメリカに留学するなら、留学中は日本のタレントとの関りを絶ち、帰ってきたときに『◯◯と綾部が共演!?』とニュースになるくらい鎖国して、何なら『日本のお笑いなんて大したことない。やっぱり本場のアメリカは違う』くらい言わなきゃいけない。物語には歴史が必要なんだ。」など、締めはしっかり役に立つようなことを言って終わります。

落とし所をちゃんと設けるのが上手くて、番組の構成としても成立していてスゴいなと。

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知識量・臨場感がスゴい

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この番組、ほとんど有田さんの独壇場状態になっています。

僕は普段から「くりぃむナンチャラ」や「全力!脱力タイムズ」、「有田ジェネレーション」などを観ている人間なので、深夜帯の有田哲平というのが大好物でして。

番組のスタートでは、雑誌「週刊プロレス」をサッと渡されて「あ〜」とか「はいはいはいはい」とか、表紙だけで察するくらいの豊富な知識量に、まるで“その場にいたかのような”臨場感あるプロレスラー同士の会話劇。そしてお得意のモノマネの数々。

そんな人を魅了する話術を持ち、プロレスへの異常とも言える傾倒した愛情をも持つ有田さんの独壇場なので、面白くないわけがないんですよ。

新日本プロレスに情報は偏っている

僕は本当にプロレスといえば「アントニオ猪木」とか「天龍源一郎」とか、そういうアイコン的な人の名前程度しか知らない人間なので、あまり多くは言えませんが。

プロレスは大きく分けて新日本プロレス(新日)全日本プロレス(全日)に分かれていて、有田さんは新日派のため、番組は全体的に新日の情報に偏っているとのこと(この辺は観進めていけば「なるほどね」となるはずです)。

また、Amazonのレビューでは、「情報の時間軸が前後している部分がある」など、微妙なズレはあるようです。

が、僕のようなプロレス初心者はプロレスの楽しさや世界観を知るに十分過ぎるほど素晴らしい番組ですし、玄人の方もハマっている人が沢山います。Amazonのレビューの圧倒的な高さから、その辺は感じられるんじゃないかと。

おわりに

「キレてないですよ」とか「男の中の男、出てこいや!」とか、なんとなく「プロレスのやつなんだろな〜」って思ってた言葉やエピソード秘話も多数あり、にわか知識にも多少の深みが出るようになってきます。

一番最初の部分からプロレス団体が色々派生していったり最新のトップのプロレスラーについて言及したりと、12話時点でかなりプロレスに詳しくなってきた感が僕にも出てきました。

今後も毎週観て、僕も「プロレスを共有する楽しみ」を分かち合えるようになれたら、と、淡い恋心の成就を祈っています。

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