上半期です。上半期にベストを決めたがるのは、整理整頓や思い出を振り返るという意味でも良いものです。今回は半年間で洋楽が35枚以上揃ったので、30枚縛りにして発表します。

2016年上半期ベスト30 30→21

30.Nyck Caution _ Disguise The Limit

Joey BadassがメンバーにいるHip Hop集団Pro Eraの一員Nyck Caution。Datpiffで無料ダウンロード可能

聴きやすい楽曲に心地よいラップが魅力。まだ全体的に粒が粗く、曲のレベルに差があるけど、今後期待して聴いていきたいアーティスト。(まだ22歳!)

29.Nuns _ Albeit Tomorrow

アメリカ・ボルチモアのバンド。BandcampでName Your Price(自分が支払金額を決めて良い。0〜)です。

オルタナ全開で、個人的にはビートに対するこだわりが好み。やさぐれたRockという趣きで、楽しい。

28.Currensy & Alchemist _ Carrollton Heist

流行などまるで無視の、煙たくてジャジー、メロウなフローが気持ち良いHip Hop。Datpiffにてダウンロード可

27.Stalley _ Saving Yusuf

こちらもDatpiffにて。

ものすごい髭面のくせに非常に聴きやすい。全体的にR&Bテイストを盛り込んだHip Hopで、メインストリーム的な感じで好き。

26.Adia Victoria _ Beyond the Bloodhounds

この曲に撃ち抜かれて購入を決めました。US生まれのグランジっぽさとカントリー・ブルースなど、ルーツ・ミュージックとが上手い具合に合わさり、アルバム全体通しても素敵。

25.Eleanor Friedberger _ New View

3枚目ともなると安定感がスゴい。アメリカ的な余裕を感じるSSW。ジャケの文字が可愛い。

24.Brockhampton _ All-American Trash

こちらは公式サイトより無料ダウンロード可

分かりやすく言ってみれば、Odd FutureみたいなHip Hop集団。カリフォルニアの人たちで、楽曲の感じもOdd Futureに近いものを感じる。だから好き、という感は否めないけど、とにかくだから好き。

23.Eliot Sumner _ Information

2015年からせっせとプロモーションをして、今年2016年にようやくアルバムをリリースした、Stingの娘ことEliot Sumner。

New Waveなサウンドで声の感じも良い。個人的にはもっと上位に置くかなーと思っていたけど、全体的に”普通”というか、ガチガチに完成させすぎな気がするのよね。でもシンプルに良い。

22.B.o.B _ E.A.R.T.H.

「地球はフラット説」を唱えて物議を醸したB.o.B氏。Datpiffで無料ダウンロード可

初めてまともに聴いたけど、聴きやすいラップにバラエティに富んだ楽曲で、普通にめっちゃカッコ良かった。過去作も聴こう。

21.Future _ Purple Reign

こちらもDatpiffで。

Futureも初めてちゃんと聴いたけど、こちらも良い。こういうサウンドのHip HopはTrapっていうジャンルでくくられるんだけど、個人的に今まで聴いたTrap Hip Hopの中で一番変化に富んでてセンスあると感じた。

2016年上半期ベスト30 20→11

20.Lucius _ Good Grief

この曲聴いた時点で「最高」と確信したんだけど、最高じゃないすか?NYらしいRockで、楽曲はどれもセクシーでパワーがある

19.Nite Jewel _ Liquid Cool

ドリーム・ポップにファンクを合わせたような音楽性なんだけど、こんなに合うのかー!と衝撃を受けた。

最近のこの辺のアーティストっていうのは、最先端のジャンルを追っていく役割も果たすことになるため、大変なんだろうな…。コンパクトにまとまっていて非常に良い

18.Eddi Front _ Marina

まるで夢でも見ているかのような、ピアノとボーカルによるドリーミーなポップ。昼間っからベッドにダイブして、窓を開けたままこの音楽に浸っていたくなる…。綺麗さと不安定さの絶妙なゆらぎが素敵。

17.Lawrence _ Breakfast

PVからして最高。NYのR&Bバンド。歌っているのはローレンス兄妹で、だから「ローレンス」というグループ名。だけど個々のスキルもしっかりしていて良い。アルバム全体で見ると、確かにこの曲のパワーがスゴいんだけど、それ以外の曲もしっかりしているので、一度聴いてみて欲しい。

16.Miike Snow _ iii

今年最高(暫定)のPV。楽曲もダンサブルかつ気取らない感じで良い。他の曲もこんな感じで、センス溢れまくり。

ていうか今年全然ダンスアルバムを買っていないことに気が付いた。

15.Minor Victories _ Minor Victories

モグワイやエディターズなどのメンバーが集まって出来たスーパーバンドシューゲイズ的なアプローチが全体を引き締めていて、バランス的にもかなり好き。UKはやっぱこうでなきゃ、と思わされる。

14.Underworld _ Barbara Barbara, We Face a Shining Future

前作から6年。ソロで活動したりコラボしたり、ロンドン・オリンピックで音楽プロデューサーを務めたりと、変化には十分なキャリアと歳月。

すべてが良い方向に作用して今作が出来上がったように思う。ミニマルさとダンスミュージックの垣根を完全に無視した作りには感動した。

13.The Last Shadow Puppets _ Everything You’ve Come to Expect

テイストは違えど、Arctic Monkeysだなって部分はそりゃあある。だけど最高に良いじゃないかっていう話。(The Last Shadow Puppetsは、Arctic Monkeysのアレックス・ターナー、マイルズ・ケイン、そしてSimian Mobile Discoのジェームズ・フォードとMini Mansionsのザック・ドーズという4名からなるスーパーバンド。)

8年振りながら、それぞれがしっかりと音楽をやっているだけあって、前作より明らかに良い。比べるものでもないくらいにアルバムのテイストは違うけど。ちなみにBandcampで買うと安い

12.Daughter _ Not to Disappear

なんだかんだめちゃくちゃ聴いたんだよね。でもニューゲイズで一番好きかも

曲の展開も前半と後半でトーンが違っていたり楽曲ごとの工夫がスゴい。静かなテイストながら、楽曲バラエティに富んでいて、何度聴いても飽きがこない。

11.Anderson .Paak _ Malibu

最新極上R&B。楽器のアレンジがとにかくかっこよくて、いつ聴いても新鮮

2016年上半期ベスト30 10→1

10.Arthur Beatrice _ Keeping the Peace

Florence + the Machineにダンスミュージックが加わったかのようなRockサウンド。歌声にフォーカスしがちだけど、このUK感丸出しな楽器隊こそがArthur Beatriceの核のような…。

ダンサブルで叙情派(死語)で耽美的(死語)。拡がりがあるし、スタジアムでも映えそう。

9.SBTRKT _ Save Yourself

SBTRKTの新しいEP。Samphaは相変わらずの参加として、今回は新たにThe Dreamが参加している点が魅力。

サウンドとして、前作より更にミニマル化していってて、流行に合わせた正統進化といった感じ。ガッツリPBR&B方面のアルバムを作ってしまっても面白そう。

8.Hoodie Allen _ Happy Camper

公式サイトからフリーダウンロード可能

この手のHip Hopには弱い。明るい楽曲に軽快なラップで、取っ付きやすさ抜群

7.Post Malone _ August 26th

今年要チェックなHip Hopアルバムといえばこちら。Datpiffにてダウンロード可能です。

ロックやメタルから音楽にのめり込んでラッパーになった人ってそんなに見ないような気がする。ともかく、これぞUS Hip Hopの最新系といった感じでとても良い。見た目はおっさんだけど、20歳というのも驚き。

6.Rosie Lowe _ Control

単純にクオリティが高い。ベース・ミュージック×PBR&Bといった趣きで、こういったアーティストが上位にくる辺り、僕ってミーハーなんだなぁと改めて思わされる。

5.David Bowie _ Blackstar

Bowieさんは外せない。遺作。

パワーがあり緊張感があり、だけど不思議と厳しさはない。人柄が現れていて、最後まで変革を続けるアーティストらしいアーティストだった。音楽は生き続ける

4.Travis _ Everything at Once

Travisの20周年を記念してリリースされたアルバム。ジャケもPVもカラフルで、それに違わぬ多幸感溢れる楽曲たち。

軽快な北欧感で終始して、とにかくハッピーになれるアルバム。20周年おめでとう!そして素晴らしいアルバムをありがとう!

3.Rihanna _ Anti

リリース当時は無料リリースだったけど、今はもうないみたいね。

今まであまり好きじゃなかったけど、今作はかなり良い。音のミニマルさと抑えられた歌唱がかなり好み

自身のレーベル1作目ということで心機一転感もあり、とにかく良い、良いしか出ない。あと、今作はアルバム通してまとまりがある。これがこれまでと今作との違いのような。

2.Chance the Rapper _ Coloring Book

Datpiffでダウンロード可

多幸感アルバム。ゴスペル的なアプローチもそこかしこにありポップであり、アルバム構成もしっかりと落とし所も盛り上げどころもあって楽しい。「絵本」というタイトルだけある。

こんな傑作が無料で良いのかって感じだけど、これも時代の変化なのか…。

1.Jack Garratt _ Phase

激情エレクトロ。UKらしい、様々なジャンルを横断した素晴らしさがここに。

一人でこんな曲をフィジカルで作っちゃうところも好きだし、「エレクトロ×エモ×R&B×ダンス」という圧倒的な懐の深さが最高。こいつもこんな見た目で24歳。

まとめ

順位決めるのは結構悩んだし、今回は圧倒的な一番!という感じはなく。特に上位はどれも良いけど、個人的な好みで振り分けるとこうなるかな、というランキング。無料なものはしっかりとリンクを用意してあるので、気になったものだけでも聴いてくれたら僕も嬉しいです。